商品撮影をカメラマンに外注する費用相場|1カット単価と見積前に決める5つの条件
商品撮影の外注費用を調べると、1カット500円という数字と、1カット5万円という数字が同じ検索結果に並びます。この差は品質の差ではなく、前提条件の差です。単価制か時間制か、白背景の物撮りかイメージカットか、レタッチや切り抜きが含まれるか。この3つが違えば、金額は桁ごと動きます。だから先にやるべきは相場の暗記ではなく、何カット必要で、どこで使い、誰が現物を運ぶかを決めることです。この記事では、相場の読み方と、見積を依頼する前に決めておく5つの条件を整理します。
商品撮影を外注したときの費用相場|単価制・時間制・撮影内容別
最初に前提をひとつ。以下に挙げる金額は、政府や業界団体が公表している公的統計ではありません。民間事業者と専門メディアが自社の見解として示している目安を横断したものです。同じ「1カット」という言葉でも、数え方や含まれる作業が媒体ごとに違います。金額だけを抜き出さず、右の前提条件とセットで読んでください。
| 区分 | 目安 | 前提条件 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 白背景・単価制 | 1カット500〜3,000円程度 | 商品1点(1カット)あたりの単価制の場合 | クラウドワークスTimes |
| 白背景撮影 | 1カット500〜3,000円程度 | EC用の量産型。郵送のみ・立ち会いなしだと単価が下がる傾向 | crdx.jp |
| カット単価 | 最低2,000円〜、高くても1万円前後 | カット1枚あたりの相場として | ランサーズ |
| イメージカット | 1カット5,000〜50,000円程度 | 背景・小物・構図に時間をかける撮影 | crdx.jp |
| 時間制 | 1時間10,000〜20,000円程度 | 撮影時間で料金が決まる時間制のケース | クラウドワークスTimes |
| 時間制(半日・1日) | 半日2万〜3万円、1日5万円前後 | フリーランスカメラマンへの依頼の場合 | ランサーズ |
| 時間制(半日・1日) | 半日3万〜8万円、1日5万〜15万円程度 | 同記事内が示す目安 | crdx.jp |
| 出張撮影の総額 | 10万円を超えるケースも少なくない | 丸1日の出張撮影に機材費・交通費/宿泊費・レタッチ費を含めた場合 | ランサーズ |
1カットいくらか|単価制の目安
単価制は、完成写真1枚ごとに金額が決まる方式です。白背景の物撮りは1カット500〜3,000円程度とする解説が複数の媒体で共通しています(出典: クラウドワークスTimes、crdx.jp)。crdx.jp は、郵送のみで立ち会いがない場合は単価が下がる傾向がある、と説明しています。別の媒体は、カット1枚あたりの相場を最低2,000円〜、高くても1万円前後としています(出典: ランサーズ)。
一方、イメージカットは1カット5,000〜50,000円程度とされ、幅が一気に広がります(出典: crdx.jp)。同じ1枚なのに10倍の開きが出るのは、1カットにかける時間が違うからです。白背景の物撮りは、ライティングを一度組んでしまえば商品を置き換えて連続で撮れます。対してイメージカットは、背景紙や小物を選び、構図を組み、光を当て直すところからやり直しになります。
撮る枚数が同じでも、準備を使い回せるかどうかで単価は変わります。
時間制・日数制の目安
時間制は1時間10,000〜20,000円程度とされています(出典: クラウドワークスTimes)。半日・1日単位では、半日2万〜3万円、1日5万円前後という目安が示される一方、同じ記事に「丸1日1万円程度で引き受ける人もいる」という言及もあり、実際には幅があります(出典: ランサーズ)。別の媒体は半日3万〜8万円、1日5万〜15万円程度としており、媒体間でもレンジがずれています(出典: crdx.jp)。比較対象として、一般的なプロカメラマンの出張撮影を1時間2万〜3万円程度とする記載もあります(出典: ランサーズ)。
出張撮影では、機材費・交通費や宿泊費・レタッチ費が積み上がり、総額が10万円を超えるケースも少なくない、とされています(出典: ランサーズ)。移動が入る撮影は、撮影時間そのものより移動と設営の時間が効いてきます。
選び分けの目安はシンプルです。カット数が多く、当日どこまで撮れるかを現場で調整したいなら時間制。点数が少なく、必要なカットだけを確実に押さえたいなら単価制が計算しやすくなります。
撮影代行サービス1社の料金表を見てみる
具体例として、撮影代行サービス1社が公開している料金表を見てみます。商品撮影1カット5,000円〜、商品イメージ撮影1カット30,000円〜、合成1カット8,000円〜、切り抜き1カット500円〜、レタッチ1カット6,000円〜、という構成です(出典: 撮影パートナー)。
これは同社1社の自社サービス価格であり、市場相場ではありません。参考にしたいのは金額そのものではなく、料金の切り分け方です。撮影と合成と切り抜きとレタッチが、それぞれ別項目として立っています。つまり、見積書に「商品撮影一式」としか書かれていない場合、この4つのどこまでが含まれているかは金額からは読み取れません。見積を比べるときは、項目が工程ごとに割れているかを先に見てください。
見積金額を左右する6つの変数
相場に幅があるのは、金額が次の6つの条件で動くからです。このうちいくつかは発注側で決められます。
- カット数。必要な完成写真が何枚かという数字で、単価制ならそのまま総額に直結します。
- 撮影内容。白背景の物撮りか、シーンや小物を組むイメージカットかで、1カットあたりの作業時間が変わります。
- レタッチ・切り抜きの有無と範囲。簡易レタッチが料金に含まれるか、切り抜きが別料金かはサービスごとに異なります。1枚あたり数百円〜1,000円程度という概算も見られますが、これは出典の確度が高くない目安で、事業者ごとの差も大きいため、必ず個別に確認してください。
- 撮影場所。先方のスタジオに送るのか、自社やロケ地に来てもらうのか。出張なら交通費・機材費が別項目で載ることがあります。
- 商品の性質。光る、透ける、極端に小さい、大きくて動かしにくい、食品のように時間で状態が変わる。こうした要素はライティングの難易度を上げ、1カットの所要時間を延ばします。
- 納期。短納期の特急対応で加算が入ることがあります。
金額を下げたいときに真っ先に触るべきなのは、この中の1と3です。「とりあえず全部お願いします」でカット数が膨らむ構造を止め、レタッチをどこまでやるかを決めるだけで、見積は目に見えて動きます。安く済ませる交渉ではなく、要らない作業を頼まないという話です。
見積前に決めておく条件①|カット数の数え方
見積を比較できない原因の大半は、発注者と撮影者で「1カット」の定義がずれていることです。ここを揃えないまま3社に相見積もりを出しても、比べているのは別物になります。
境界になりやすいのは、たとえば次のようなケースです。
- 同一商品のアングル違い(正面・横・背面)は、1カットなのか3カットなのか
- 同じ写真の背景色違い、トリミング違いは、追加カットとして数えるのか
- 同型で3色展開の商品は、3商品として数えるのか、バリエーションとして1点扱いになるのか
- 複数商品を並べた集合カットは1枚でも、並べ方を作る手間があるぶん単価設定が変わることがある
どれも「一般的にはこう数える」と断言できません。数え方は事業者ごと、個人ごとに異なるので、見積依頼の時点で定義をすり合わせるほかありません。
あわせて覚えておきたいのが、撮影データの枚数と完成カット数は別物だということです。撮影中に何百枚シャッターを切っていても、納品されるのは選定とレタッチを終えた枚数になります。「たくさん撮ってもらったのに納品は10枚だけだった」という受け取り方をしないよう、契約の単位は完成カット数だと理解しておいてください。
発注側の実務としては、見積依頼の前に撮影リストを1枚の表にしておくのが最短です。商品名、必要なアングル、その写真をどこで使うか、の3列でかまいません。商品点数×1商品あたりの必要アングル数=合計◯カット、というところまで自分で分解して伝えると、返ってくる見積のばらつきが目に見えて減ります。
見積前に決めておく条件②|写真の使用範囲と著作権
写真の著作権は、原則として撮影した個人に帰属します。対価を払ったからといって、発注者が自由に使い回せるとは限りません。契約書で著作権の譲渡か、利用許諾の範囲を明記していない場合は特にそうです(出典: 川崎フォース法律事務所)。同事務所の解説では、法人の撮影会社に委託した場合でも、実際に撮影した従業員個人に著作権が残るケースがあり、委託先がその従業員と著作権譲受契約を結んでいるかを確認する必要がある、という指摘もされています。
実務でよく使われるのは、譲渡ではなく、利用範囲と期間を定めた利用許諾です。譲渡してしまうと、撮影した本人が自分の実績・ポートフォリオとして掲載できなくなります。発注側が自社ECとモールで使えれば足りるなら、そこまで求めなくても目的は満たせます。また、用途を後から広げる場合、たとえばEC限定で撮った写真を紙のカタログや交通広告、パッケージに転用する場合は、追加料金が発生するのが通例とされています。
決めておく項目は4つです。
- 使う媒体を最初に列挙する(自社EC/モール/SNS広告/紙のカタログ/店頭POP)
- 使用期間を決める(無期限か、◯年か)
- 第三者への再許諾の可否を決める(卸先・モール運営・メーカーへ写真を渡すことがあるか)
- 撮影者がポートフォリオとして掲載してよいかを決める(発売前商品なら、公開可能時期の取り決めも併せて)
最後の項目は見落とされがちですが、揉めやすいところです。撮影者にとって実績公開は仕事に直結する一方、発注側には情報解禁のタイミングがあります。先に話しておけば、どちらも困りません。
なお、契約内容が個別のケースで有効かどうかの判断は、弁護士など専門家に確認してください。ここで書いているのは、見積前に論点として挙げておくべき項目です。
見積前に決めておく条件③|現物の受け渡しと破損時の扱い
ECの商品撮影には、他の撮影にはない条件があります。モノが物理的に動くことです。
まず、送るのか、持ち込むのか、来てもらうのか。小型で壊れにくい商品なら宅配で十分ですが、大きい、重い、冷蔵が必要、高額といった条件が付くと話が変わります。商品を動かすより撮影者に来てもらうほうが総額で安く収まることもあるので、出張費と送料を両方見積もってから決めてください。
次に、往路と復路の送料をどちらが負担するか。撮影後の返送を発注者負担とする例もあるため、見積の中に送料が入っているかどうかを確認します。
見落とされやすいのが、撮影中は在庫が動かせないという点です。販売中の在庫をそのまま送ると、撮影・レタッチ・返送のあいだは売れません。サンプル品を用意できるなら分けておくほうが安全ですし、難しい場合は返送のタイミングまで含めて日程を組んでください。開封や組み立て、タグ外しが必要な商品なら、撮影後に再梱包して販売在庫に戻せるのかも先に決めておく話です。
破損や紛失時の責任分担については、明確な一次情報を確認できませんでした。輸送中・撮影中の破損に関する保険や補償の有無は、事業者ごと、個人ごとに異なります。高額商品や一点物を預けるなら、発注前に必ず確認してください。ここは慣行を推測で埋めると、事故が起きたときに双方が困ります。
食品、生鮮、化粧品のように、撮影後に商品価値が戻らないものもあります。その場合は撮影用に消費される前提で点数を用意しておくと、当日「あと1点あれば撮り直せたのに」という事態を避けられます。
見積前に決めておく条件④⑤|再撮影の取り決めと、ECモールの画像規定
「イメージと違った」をどう扱うか
納品後の「イメージと違う」には、性質の異なる2種類があります。色味や明るさのようにレタッチで調整できる範囲と、ライティングや構図から組み直す範囲です。前者は修正、後者は再撮影で、かかる手間がまったく違います。どこまでを無償の修正とし、どこからを有償の再撮影とするか、この線引きを発注前に確認しておいてください。
発注者都合の再撮影、たとえば商品が販売中止になった、企画が変わったといったケースでは追加費用が発生し得るという注意喚起が、撮影代行会社の解説記事で見られます。キャンセルや日程延期の扱いも事業者差が大きい領域です。先ほどの撮影パートナーの料金表ページでは、お客様都合での日程延期・キャンセルに所定の手数料がかかるとの記載がありますが、手数料率は非公開で問い合わせ対応となっており、リテイク条件についての具体的な記載はありません(出典: 撮影パートナー)。
つまり、条件は聞かないと分かりません。リテイク条件とキャンセル料は、メールでかまわないので文字で残しておいてください。
そのうえで、「イメージと違った」の発生率を下げる最も効く手段は、レファレンス画像を渡すことです。こういう雰囲気にしたい、という参考写真を2〜3枚送るだけで、言葉の解釈のずれが減ります。これは無料でできます。
楽天・Amazonに出すなら、撮影前に規定を渡しておく
撮り直しが最も発生しやすいのは、技術的な失敗ではなく、出品先モールの画像規定に合っていなかったときです。
楽天市場は、第1商品画像・SKU画像について「画像内のテキスト要素は画像全体の20%以下」といったルールを運用しており、違反時には違反点数が付与されるとされています(出典: AirPhotoブログ)。Amazonはメイン画像について、純白背景(RGB 255,255,255)、商品がフレームの85%以上を占めること、テキストやロゴを入れないこと、ズーム機能が有効になる長辺1,600px以上を推奨、といった規定を定めているとされています(出典: EC Image Creator)。
いずれも民間ECモールの自社運用ルールであり、法令ではありません。内容は改定され得るため、発注前に楽天RMS・店舗運営Navi、Amazonセラーセントラルの公式ガイドラインで最新版を確認してください。
実務上のポイントは、この規定を発注側が持ち込むことです。撮影者がすべてのモール規定に精通しているとは限りません。どのモールに出すのかを先に伝え、規定のURLごと共有しておけば、余白・背景色・テキスト入れという撮り直しの三大原因はかなり潰せます。
依頼先の選択肢|スタジオ・撮影代行・クラウドソーシング・フリーランス直接
依頼先は大きく4つに分かれます。優劣ではなく、窓口が誰か、手数料という項目があるか、契約や支払いを誰が組み立てるかという構造が違います。
| 項目 | 撮影スタジオ・撮影代行会社 | クラウドソーシング・マッチング | フリーランスへ直接依頼 |
|---|---|---|---|
| 窓口 | 営業・ディレクター等の担当者 | プラットフォーム上で募集・応募 | 撮影者本人 |
| 撮影者の指名 | 指名できないことがある | 提案者の中から選ぶ | 本人と直接決める |
| 手数料の構造 | サービス料金に含まれる | 運営がシステム利用料・手数料を設定 | プラットフォーム手数料という項目自体がない |
| 契約・支払い | 会社の書式と請求フローに乗る | プラットフォームの規約と支払い保全を利用 | 当事者同士で取り決める |
| 向いているケース | 点数が多い量産案件、納期管理を任せたい場合 | 候補を広く集めたい、支払い面の仕組みを使いたい場合 | 継続的に同じ人と組みたい、仕様を細かく詰めたい場合 |
スタジオや撮影代行会社は、機材・スタッフ・工程が最初から揃っています。担当者が1人抜けても撮影が止まらない体制と、量産のオペレーションを買えるのは大きな価値です。クラウドソーシングやマッチングサービスは、募集のしやすさに加えて、支払い保全や規約というプラットフォーム機能が得られます。運営側がシステム利用料や手数料を設定しており、その分を発注者と受注者のどちらか、あるいは両方が負担する構造になっています。これは対価のある機能に対する費用です。
フリーランスへ直接依頼する場合、仲介が入らないぶん、プラットフォーム手数料という項目自体が発生しません。ただし、それで総額が必ず下がるとは限りません。金額は案件の内容と個人の設定次第ですし、契約・支払い・トラブル時の対応を当事者同士で組み立てる必要があります。この記事の前半で条件のすり合わせを長く扱ったのは、直接依頼を選ぶならそこが自分の仕事になるからです。
撮影に限らず、ECの外注費をどう組み立てるかという視点では、集客側のコスト構造も合わせて把握しておくと予算配分を判断しやすくなります。こちらはEC集客の外注費用で整理しています。
発注前チェックリストと、見積依頼メールの書き方
ここまでの内容を、見積を出す前に埋めておく項目としてまとめます。
- 合計カット数(商品点数×1商品あたりの必要アングル数)
- 必要なアングルと、色違い・背景違いの数え方
- 撮影内容(白背景の物撮りか、イメージカットか)
- 使用媒体と使用期間、第三者への再許諾の可否、撮影者のポートフォリオ掲載可否
- レタッチと切り抜きの範囲(どこまでが料金に含まれるか)
- 納品形式(JPEG/RAW など)と長辺サイズ、切り抜き済みかどうか
- 現物の受け渡し方法、往復の送料負担、返送タイミング
- 破損・紛失時の扱い(保険や補償の有無)
- 無償修正と有償再撮影の線引き、キャンセル・日程延期の条件
- 納期
- 出品先モールと、その画像規定のURL
これをそのまま文章にすれば、見積依頼メールになります。
件名:商品撮影のお見積もりのお願い(〇〇点/合計〇カット)
はじめまして。〇〇(屋号・会社名)の〇〇と申します。
自社ECで販売する商品の撮影をお願いできる方を探しており、
お見積もりをいただけないかご連絡しました。
■撮影内容
・商品:〇〇(サイズ:約〇cm/重量:約〇kg)
・点数:〇点(うち色違い〇点)
・必要アングル:1商品あたり〇点(正面/斜め/背面/ディテール)
・合計カット数:〇カット
・撮影タイプ:白背景の物撮り(または イメージカット)
・参考イメージ:添付2枚
■納品
・形式:JPEG(長辺〇px以上)/切り抜きあり・なし
・レタッチ:色味と明るさの調整まで希望
・希望納期:〇月〇日
■使用範囲
・使用媒体:自社EC、楽天市場、Instagram
・使用期間:無期限(または〇年)
・撮影者様の実績掲載:発売日(〇月〇日)以降であれば可
■現物
・宅配でお送りする予定です。往復の送料負担についてご教示ください。
・撮影後は〇月〇日までにご返送いただけると助かります。
上記の条件でのお見積もりと、リテイク・キャンセルの条件を
あわせてお知らせいただけますでしょうか。
新商品を出すたびに撮影が発生するEC事業者なら、同じ撮影者に継続して頼むという選択肢も検討する価値があります。明るさ、背景、寄り具合といったトンマナが揃い、商品一覧に並べたときの見え方が安定します。都度の説明コストも下がります。1回目に撮影ルール(ライティング・背景・アングル)を決めて記録しておけば、2回目以降は「前回と同じ条件で20カット」で話が通り、見積の精度も上がります。
相談の入口は、何カット、どこで使う、いつまでに、の3点です。フリーランスの撮影者はSNSのDMや自身のサイトから直接依頼を受け付けているケースも多く、この3点を先に伝えておくとやりとりが早く進みます。
よくある質問
スマホ撮影で済ませるのはありですか
用途次第です。SNSの日常投稿と、モールの商品ページで競合と並ぶ写真とでは、求められる水準が違います。判断の順番は「どこで使う写真か」が先で、「スマホかプロか」は後です。すべてを外注する必要はなく、主力商品のメイン画像だけプロに頼み、追加の説明画像は自社で撮るという分け方もできます。
生成AIで商品画像を作るのはどうですか
国内の実務系メディアでは、AI生成物はたたき台として扱い、人間が最終確認と編集を行う運用が基本とされ、AI生成である旨を明示する透明性の確保が望ましいという論調が見られます(出典: smart-generative-chat.com、福岡ECサイト)。海外大手が大幅なコスト・納期圧縮を実現したという事例も紹介されていますが、これはメディア記事経由の伝聞情報です。実物と異なる印象を与える画像は表示上の問題にもなり得るため、商品ページのメイン画像は実物準拠が基本になります。
撮影データはどんな形式でもらえばよいですか
そのまま使うならJPEG、自社で加工する前提ならRAWやTIFFという選択肢もあります。指定しておきたいのは、出品先モールの規定に合わせた長辺サイズと、切り抜き済みか背景付きかの2点です。この2つを伝え忘れると、納品後に作業が戻ります。
見積が相場より極端に安い場合はどう見ますか
金額だけで判断せず、何が含まれていないかを確認してください。レタッチ、切り抜き、使用範囲、リテイク。この4つのどれかが範囲外なら、安いのは当然です。含まれる作業が違えば金額が違うのは自然なことなので、比べるべきは総額ではなく、同じ条件に揃えたときの金額です。
まとめ|相場を調べる前に、撮影リストを1枚作る
商品撮影の外注費用に大きな幅があるのは、品質の差ではなく、前提条件の差です。単価制か時間制か、白背景かイメージカットか、レタッチと切り抜きが込みか。ここが揃っていない見積は、そもそも比較できません。
見積を依頼する前に決めておく条件は5つです。
- カット数の数え方:アングル違い・色違い・背景違いをどう数えるかを先にすり合わせる
- 使用範囲と著作権:使う媒体、期間、再許諾、撮影者の実績掲載可否を書面に残す
- 現物の受け渡し:送り方、往復の送料負担、返送タイミング、破損時の扱いを確認する
- 再撮影の条件:無償修正と有償再撮影の線引きと、キャンセル料を確認する
- 出品先モールの規定:どこに出すかを伝え、規定のURLごと渡す
最初の一歩は、商品名・必要アングル・使う場所の3列だけの撮影リストを1枚作ることです。これがあるだけで、見積依頼も比較も、発注後のやりとりも短くなります。
▶ 商品撮影を依頼できる人を探している方は:
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あわせて、ECまわりを相談できる人を探している方は:
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この記事はタッチポイントWeb編集部が執筆しました。
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